化血研の事業譲渡先のMeijiSeikaファルマは株式49%保有!明治製菓との関係は?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

化血研の事業譲渡先として、明治グループのMeijiSeikaファルマに決まりそうです。

MeijiSeikaファルマの株式保有は49%と断トツに多いということで事業譲渡が決定的な状況です。

Meijiと聞くと、私たちに滲み深いのはお菓子メーカーの明治ですがどのような関係にあるのでしょうか。

 

 

スポンサーリンク




 

化血研問題

化血研とは正式名称を「化学及血清療法研究所」といいます。熊本市にある一般財団法人の医薬品メーカーで、以前は隣接する敷地に銀杏学園短期大学(現・熊本保健化学大学)があり、学生の実習先としても協力していました。

  • 設立は1945年で70年以上の歴史がありますが、
  • 2015年の国の立ち入り検査で血液製剤の不正製造が発覚
  • 2016年1月に110日の業務停止を命じ事業譲渡を指導
  • アステラス製薬(東京)と交渉が進められたが決裂
  • 理事長が交代

と、不正製造問題からみるみる経営が悪化してきています。

私も若いころ、化血研にお世話になったことがあるので、昨今のニュースは寂しい限りです。

 

事業譲渡先はMeijiSeikaファルマ

化血研は事業譲渡の条件として

  1. 従業員約1900人の雇用維持
  2. 本社機能の熊本県内維持
  3. ワクチン生産など主要3事業の継続

を挙げていましたが、これを満たす企業としてMeijiSeikaファルマ(明治グループ)に決定しました。

事業譲渡額は500億円。

そのうち議決権付き株式が200億円。保有率は以下の通りです。

 

■明治グループ(MeijiSeikaファルマ):49%

■肥後銀行・再春館製薬ら7法人:49%

■熊本県:2%

 

圧倒的にMeijiSeikaファルマの持ち分が多いことが分かりますね!

この決定により財団としては存続しますが、営利事業はしないとのことです。化血研は

「新会社は明治グループ全体のガバナンス(統治)に従って指導、管理、監督され、経営の健全化が確保される」

とコメントしています。

何よりも、条件を満たしてくれる事業者が現れてくれたことで、これまで化血研に力を注いできた従業員たちの雇用が確保されたことが一番の安心材料かもしれませんね。

 

 

 

スポンサーリンク




 

MeijiSeikaファルマとは

MeijiSeikaファルマとは、医療用医薬品事業と生物産業事業を事業の2本柱とする会社です。

明治グループを親会社としており、抗菌薬として有名な「ペニシリン」は1946年にMeijiSeikaファルマの前身の部門が開発したお薬で、その後抗菌薬トップメーカーとして数々の薬品製造を行っています。

近年ではジェネリック薬品の製造にも力を入れています。

2016年に明治グループは創業100年を迎え、ますます将来が期待される企業の一つです。

 

お菓子の明治製菓との関係は?

Meijiといいますと、我々は、お菓子の明治製菓を想像してしまうでしょう。

MeijiSeikaファルマは、その社名の通り、明治製菓(現・明治グループ)のグループ企業です。

1916年に『東京菓子株式会社』設立したことから歴史は始まり、のちに明治製菓株式会社、そして前身である研究部門が1946年に発足します。

2011年に薬品事業会社『MeijiSeikaファルマ』として発足しています。

他社を確認してもカメラの印象が強い、フジフィルムも医療部門がありますし、ヤクルトでは化粧品販売などを行っており、一見畑違いの企業でも、様々な角度や技術で、医療や美容の分野に挑戦されていますので、身近な企業が他にどんな事業をしているのか調べてみるのも興味深いですね。

 

スポンサーリンク




あわせて読みたい記事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

error: Content is protected !!