過労死認定の28歳男性社員が働いていた会社は?残業時間がエグイ!川人博弁護士が認定を明らかに

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東京都の会社で28歳の男性社員が、過労死認定されました。

4月にくも膜下出血で死亡しています。

男性が働いていた会社と、残業時間を確認します。

 

 

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28歳男性が過労死認定!

 

また、残念なニュースが飛び込んできました。

東京都で働いていた28歳の男性社員が2018年4月に池袋労働基準監督署が『過労死』として労災認定していたことが分かりました。

 

電通社員やNHK社員のニュースで、働き方改革といいながらも現実はいまだにこのような過労死が起こっているというのはとても悲しいですね。

 

 

今回の過労死認定も遺族代理人が、明らかにしたことで私たちの耳に入っていますが、もしもこの遺族らが明らかにしなかったら、きっと会社(企業)は公表しなかったのではないかとも考えてしまいます。

 

 

 

過労死の原因は?

 

男性社員の直接の死因は、『くも膜下出血』とされています。

くも膜下出血は過労死認定基準の対象疾病に該当します。

 

くも膜下にはり巡らされた脳の動脈の一部が切れる事でおこるとされています。

くも膜下出血発症の約8割から9割は、「脳動脈瘤」と呼ばれる動脈のコブからの出血とされています。

 

男性社員が脳動脈瘤があったかどうかは不明ですが、後述のような凄まじい残業による、身体への負担を考えれば、どんな病気を引き起こしてもおかしくはないでしょうね。

 

 

過労死認定に関わった弁護士は誰?

 

今回過労死認定を明らかにした遺族代理人は川人博弁護士です。

 

 

名前:川人博

生年月日:1949年

出身:大阪府泉佐野市

学歴:東京大学経済学部

 

川人博さんは過労死認定に係る弁護士としては十分な実績を持った方です。

過労死に関わる役職だけでも

 

厚生労働省・過労死等防止対策推進協議会委員

過労死弁護団全国連絡会議幹事長

過労死等防止対策推進全国センター共同代表幹事

<引用元:川人法律事務所HP>

 

を兼務しており、過去2年間の認定に持って行った過労死案件は

 

 

■ 新国立競技場地盤改良工事 大卒1年目現場監督者の過労自殺事案
    2017年10月6日労災認定
■ 男性貨物配送トラック運転手の労災認定事案
    2017年8月24日労災認定
■ 都内総合病院勤務の男性医師の労災認定事案
    2017年7月31日労災認定
■ 大手広告代理店新入女性社員の過労自殺事案
    2016年9月30日労災認定
■ 建設コンサルティング会社社員の労災認定事案
    2016年7月26日労災認定
■ 海外勤務者の労災認定事案
    2016年7月12日労災認定
■ 工務店営業社員事案
    2016年1月労災認定

<引用元:川人法律事務所HP>

 

申し分ない実績であることが分かりますね。

 

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残業時間は?

今回の認定によると死亡した男性社員の残業時間は

 

死亡前月と死亡前々月の残業時間の平均時間は87時間

さらに前(3か月前)の残業時間はなんと184時間だったということです!

 

会社にもよりますが、一般的に週40時間勤務で働いている方は多いかと思います。

残業時間のみで一般的な働き方の4か月分、日中の勤務時間を含めれば、1か月の間に5か月分(半年近い!?)の勤務をしている計算になるのではないでしょうか。

 

 

厚生労働省は1か月の時間外労働が80時間以上続く状態を過労死認定基準ラインとしています。

少なくとも男性は3か月以上は過労死認定ラインを超過していたことになります。

 

また、脳疾患・心疾患の過労死認定基準は以下の通りです。

 

脳・心臓疾患の労災認定基準

 ①発症直前から前日までに発症に関わる業務上の異常な出来事に遭遇したこと

 ②発症前1週間(短期間)に過重な業務があった

 ③発症前6か月間(長期間)に過重な業務がと疲労の蓄積が続いた

このいずれかに該当する場合

①の異常な出来事とは

 ・ひどい緊張や驚きなどの精神的な負担を引き起こす突発的、予測が難しい出来事

 ・身体の負担が強いられる突発的、予測が難しい出来事

 ・急激な作業環境の変化

③の疲労の蓄積について、発症との関連性が強まる時間外労働の目安

 ・発症前1~6か月間に渡って1か月45時間以上の時間外労働があった

 ・発症前1ヶ月間に100時間以上の時間外労働があった

 ・発症前2~6か月間に渡って1か月80時間以上の時間外労働があった

 

この男性社員のみがこのような残業をしていたのかと考えると、会社が全体的に残業をしないと仕事を片付けられない空気もあったのではないかとも思えてきます。

死亡した男性社員ほどではないにしても、同様に残業に苦しんでいる社員はほかにもいる可能性もあるのではないでしょうか。

 

過労死認定された会社はどこ?

 

今回、過労死した男性が働いていた会社が気になります。

 

現段階では会社名については明らかにされていません

 

一部報道によると、「東京都の不動産関連会社」「東京都のIT企業」と報じられています。

 

また、認定をしたのが池袋労働基準監督署となっていますので、池袋署管轄内の不動産関連のIT企業である可能性が高そうですね。

 

いかなる、会社であっても、人を死に追い込むほどの仕事はあってはならないと思うので、その会社には労働体制をすぐに改善してほしいものですね。

 

 

 

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