発達障害の子供は宿題をしない?2つの必須サポートは見通しと苦手

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発達障害の子供は学校で出された宿題をしないと思っていませんか?

いいえ、必ずしもそんな事はありません。

見通しと苦手をつかめば、サポート一つで、嫌がっていた宿題を自分からはじめるかもしれません。

 

この記事では、発達障害子供は本当に宿題をしないのか、どんなサポートをすれば宿題や勉強を始めるのかについて、私の経験談も含めてお伝えします。

発達障害の子供は宿題をしない?2つの必須サポートは見通しと苦手

 

この記事を読んでいる方は、ご自身の発達障害子供が家で宿題をしなくて困っている親御さん、もしくは身近な家庭の発達障害の子供の様子が気になった方ではないでしょうか。

発達障害の子供は「宿題をしない」という、都市伝説(?)的な考えは根強くあるのではないでしょうか。

 

私の感覚では、宿題の内容が理解できない子供はいても、全く宿題をしない子供は居ないと思っています。(完全に私の個人的感覚です)

特に知的障害を伴っていると、支援学級の古いイメージとして「勉強をせずに遊んでいる(?)」という固定観念を持っている方も少なくなく、そこから勉強や宿題をしないおいうイメージになっているのかもしれません。

 

私は以下の2つが宿題をするためのポイントではないかと思います。

 

発達障害の特性と「苦手」、「見通し」を掴む

 

発達障害には大きく分けて3つの種類があり、その特性をしっかり理解すればサポート一つで、宿題をするようになるかもしれません(決して必ず宿題をするようになるという保障はありません)

発達障害の3つの種類についてはこちらで確認してください。

 

>> 発達障害の3つの種類と特徴を子供に当てはめたら気持ちが楽になりました

 

もちろん、その子の性格や、勉強や宿題に対する意識によっては親の努力の甲斐なく宿題をしてくれない子もいるでしょう。

私が考えるに、見通しが付いているかついていないかで、多少なりとも子供の宿題に対する取り組み方に作用してくると思います。

 

宿題は現状の子供ですらなかなかしない子はいますので、見通しを立ててやることなど、子供の目線でどうやったら不安なく宿題に取り組めるかを考えてあげることが必要だと思います。

 

私の息子は宿題をしたがる

ちなみに私の小学5年生の息子は自閉症スペクトラム+(軽度)知的障害と診断されています。

 

小学校に入学してから基本的には毎日宿題は出ていますが、これまで宿題をしないといったサボりの様子は思い当たりません。

むしろ、出された宿題は夏休みの宿題も含めて、“きっちり”計画的に遂行しようとしています。

計算ドリルや漢字の書き取りなど、宿題自体には嫌な顔をせず取り組んでいるので、私の子供の例だけでも「発達障害の子供は宿題をしない」は当てはまらないかと思います。

 

宿題をしない子供をお持ちの親御さんにしたら「うらやましい」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、この融通の利かなさが私たち親にとっては不都合な場合があります。

 

例えば、帰宅してすぐに出かけなければならないときや、日曜日などお出かけの用事があるときもきちんとその日の分をしようとします。

基本的には意思を尊重しようと思っていますが、予定がどんどんずれて何か予定通りに行かなくなった場合に、すごく不機嫌になります。

 

よくあるのが、見たいテレビ番組があるのにその時間に帰り着かずあわてる、等です(「テレビ番組は録画しているからあしたみようね」と声を掛けて落ち着きます。)。

そもそも、自分で出発の時間に宿題をしていたことが原因なのですが、その先の出来事が予測できないのも症状のひとつとされていますので、仕方ないかなと思います。

親としては土曜日できなかった宿題は日曜日にしたら?という気持ちですが、うちの子供には土曜の宿題としか見えておらず、日曜日という選択肢は頭にありません。

そこで私が、「日曜日」というワードを与え、土曜日にしなくても日曜日に○時〜○時に宿題をすれば、午後から遊びに行けるよ、と見通しを立ててあげます。

そうすることで、

 

「じゃあ、やっぱり日曜日にする」

 

と、安心した表情で答えてくれます。

 

ただ、見通し云々ではなく、やはり苦手な宿題もあります。

作文や感想文、自由研究や工作・絵など、何も無いところからアイデアを出して創作していく宿題は、まるで出来ません。

このような宿題は私たち親、もしくは先生たちのサポートが必要です。

 

 

先日持ち帰ってきた宿題は「標語をつくろう」。
私の目に入った瞬間、「これは無理パターンだwww」と苦笑してしまいました。

標語については学校で習ったそうなのですが、0から作り上げることは難しかったため、提出日を確認すると翌日、その時点で夜7時。

もう私が介入するしかないと思い、次のようにサポートしました。

 

  1. 標語って習った?→「習った」(おうむ返し?)
  2. 標語は人にいろんなことを呼びかける言葉だよ→「うん」
  3. 誰に呼びかけようか?先生?お友達?近所の人たち?家族・親戚?知らない人?→「お友達にする!」
  4. 呼びかけはいろいろあるよ、「○○しよう」とか「○○しちゃいけないよ」→「じゃあ、みんなで遊ぼうにする!」
  5. よし、お友達はみんな毎日遊んでるでしょ?どんなふうに遊んで欲しいの?→「楽しく遊ぼう」「僕たちはね、いつも遊んだら手洗いうがいをして教室に戻るよ」
  6. 「それ!いいね!!」と私が言うと、子供は反射的に「新型コロナウイルス!?」といい、おそらく連想で「アルコール消毒」というワードが子供から出てきました。

 

そうして出来上がった標語が、

 

「みんなで楽しく遊んだ後は手洗い、うがい、アルコール消どく」

 

となりました。

この標語が完成までの間は、私は面倒くさそうな態度は出さずに一緒に考えることに徹していました。

 

その理由は勉強や宿題に嫌なイメージを持ってもらいたくないことと、自分から0から創作して完成する成功体験を感じて欲しかったからです。

 

まとめ

この記事では、

 

  • 発達障害の子供は「宿題をしない」は当てはまらない
  • 見通しを立ててあげることで改善するかもしれない
  • 発達障害のそれぞれの特性として苦手な宿題は親のサポートが必要

 

ということについてお伝えしました。

 

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