発達障害(自閉スペクトラム症)5歳児の確率がすごい。私の前向きな捉え方

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発達障害の子供をお持ちのお母さんやお父さんが一度は考えた事があろう「発達障害児」の人数や生まれてくる確率。

6月3日に報じられた弘前大の研究結果は、なかなか考えさせられる数字だったのではないでしょうか。

 

この記事では、弘前大が発表した発達障害(自閉スペクトラム症)の子供5歳児)の有病率(確率)について、私が同じ子供を持つ親の視点でどう捉えたかをまとめています。

発達障害(自閉スペクトラム症)5歳児の確率がすごい。私の前向きな捉え方

2020年6月3日、青森県の弘前大の研究グループが、5歳児発達障害(自閉スペクトラム)の有病率(確率)について驚きの研究結果を発表しました。

 

河北新報では以下のように報じています。

自閉スペクトラム症(ASD)の有病率が5歳時点で3%以上であることが、弘前大大学院医学研究科の研究グループの調査で分かった。国際的な診断基準が変更されて以降、ASDの有病率を推計したのは国内で初めてという。ASDと診断された9割が、他の発達障害を併せ持っていることも判明した。
調査は2013~16年、弘前市と連携して実施。5歳児健診時に、子どもの様子や子育てのストレスなどについて、保護者と幼児が通う幼稚園などの教師らに書面で回答を求めた。書面調査で陽性と判定された幼児と、保護者が検査を希望した幼児に、知能や運動能力を測定する2次検査を受けてもらい、ASDかどうか診断した。
調査対象5016人のうち、約8割が書面調査に回答。2次検査を受けた559人のうち87人がASDと診断された。検査に不参加の幼児も含め統計学的な調整を加えると有病率は3.22%と推定されるという。
また、ASDと診断された88.5%が、注意欠如多動症(ADHD)など他の発達障害を持っていることも分かった。併存する障害が二つある幼児が36.7%と最も多く、一つが28.7%、三つが22.9%で続いた。
自閉症の国内での有病率を巡っては、改訂前の診断基準に基づく1996年の調査で、0.2%とされていた。
研究グループの斉藤まなぶ准教授(児童精神医学)は「3%という数字は、ASDを含む発達障害が決して珍しくないことを示している。適切な支援を早期に提供することが、本人と保護者の生きやすさにつながる」と指摘する。
研究成果をまとめた論文は5月14日、英国の医学学術誌に掲載された。
[自閉スペクトラム症(ASD)]対人関係がうまく築けない、こだわりが強いといった特徴を持つ発達障害の一つ。コミュニケーションや言語に関する症状を重度から軽度まで連続体(スペクトラム)として広く捉えて診断する。国際的な診断基準が2013年に改訂され、別の障害とされていた自閉症やアスペルガー症候群も含まれるようになった。

<引用元:河北新報>

学校や幼稚園では、支援が必要な子供たちは少ない印象ですし、何より子供たちよりも親である私たちが、肩身の狭い思いをしていることはどの親も感じていることと思います。

意外と多い数字となった研究結果、どう捉えるのがいいのでしょうか。

 

発達障害の子供は増えた?

記事内にもある通り、1996年では0.2%とされていたのが、今回3%とされました。

 

5歳というと小学校入学を考え始める時期であり、教育相談的なイベントも始まってきます。

未就学児検診など、不特定多数の子どもが集まる場面では、赤ちゃんの頃では気づかなかった差も、成長と共に明確な差が現れてくる事でしょう。

マンモス校であれば全校で1000人の生徒数がいる学校もあるでしょうが、従来は学校に2人しかいなかったのが25年経過し30人いるようになったと言うことです。

数字だけ見れば明らかに増加していますね。

 

あくまでも確率であることを前提としますが、医療従事者の視点で見ると、増えたというよりは、子供を持つ親の意識や関心が増した結果と、発達障害についてこの25年で色々とわかってきた事が多い結果ではないかと考えています。

 

どんな病気でも、本人に病意識がなく、病院に行かなければ、本人的には「無病」です。

どんなに健康な方でも、神経質に病院を受診すれば、無理やりにでもなんらかの病名をつけて診察をします(語弊があるかもしれません)

 

25年の年月がかかっているとはいえ、15倍になったということは、良くも悪くも子供を持つ親たちや、関係する大人たちが知識を身につけ、気付いてあげられる環境になった事が大きいのではないでしょうか。

 

私は発達障害の子供を持つ親として安心し、早期発見率だと思う

わが息子も自閉スペクトラム症ですが、保護者としては、そんなに珍しい病気ではないんだ、という 不思議な安心感を感じます。

 

私の息子が通っている学校では、支援学級への偏見的な目は少なくはありません。

 

「なぜうちばかり、普通に育ってくれなかったんだろう」と自分を責める日もありましたが、今回の確率を知り同じ思いの仲間はいる!と、少し心強さをもらう事ができたと思います。

 

そして、昨今社会問題となっている、「大人の発達障害」。

 

現在大人の発達障害に苦しんでいる当事者の方々が子供の頃、きっと今ほど発達障害の研究も進んでいなかったでしょうし、何より親の理解が得られ難かった時代もあったのではないかと思います。

親や周りの大人たちが幼いうちから発達障害に気を配り、将来本人が辛い思いをしなくなる様になるのではないかと「早期発見率」と考えます。

 

まとめ

この記事では、

  • 弘前大が発達障害(自閉スペクトラム)5歳児の有病確率を発表した
  • 発達障害児が増えたのではなく、大人たちが関心を持ち始めた結果じゃないか
  • 親としては同じ思いの親が他にもたくさんいるという事に安心感もある

と、いうことをお伝えしました。

 

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